だわ

3月のライオン 後編のだわのレビュー・感想・評価

3月のライオン 後編(2017年製作の映画)
2.3
前編同様、キャストは最高。
そのキャストの無駄遣い。演技力の無駄遣い。
キャストのハマりよう(川本家除く)がすごく、熱い表情とか涙とか、ほんとに演技はすごいのに、脚本演出ともに残念すぎる。
題材と役者は揃っててこれ…勿体無い。

原作の良さまるで無し。
まあなんせストーリーが良いので、原作を知らずに見れば普通に楽しめるのかなあ…
散々酷評しますが、あくまで私個人の意見なので悪しからず…




↓以下軽くネタバレ⚠



前編で感じなかった羽海野チカ特有のユーモアが
後編序盤ではおっ?ちょっと出たかな?
と思いきや暗いエピソード盛り込み。
いじめのエピソードとお父さんのエピソードを立て続けにするのは一体?
いじめも急に入ってきたと思ったら急に終結した(してないのに)みたいなことになってる。
ただ暗くしたかっただけ?最後に涙を誘いたかっただけですか??
前編であれだけ将棋シーンを長くやったのに
あれ?後編これだけ?って感じだし、相変わらずストーリーは詰めすぎですね。

オリジナルストーリーにするのはいいけど、だったらもっとマシな脚本にできないのか。
オリジナルなのか原作忠実なのか、全く持って中途半端。
失敗する実写化の典型、原作への愛を感じない。

泣かせに行くのが見え見え。
むしろ最後に行くにつれてどんどん興ざめしました。(幸田家の話多すぎ。弟そこで出す??無駄)
最後のあまりのありきたりでチープな泣かせ方に笑ってしまった。
だわ

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