貯金箱マン

愚行録の貯金箱マンのレビュー・感想・評価

愚行録(2017年製作の映画)
2.9
インタビューに答えた人達の田向一家への見方になにかしらのバイアスがかかってて一つの事象も物の見方や語り手で大きく変わって見えてくるものだなと思いました。

自分も何かや誰かについて話すときに知らず知らずのうちに自分の知っている範囲での常識、短絡的な予測や偏見、願望を交えながら話してしまってるんじゃないか??ってハッとしてしまいました。



たくさんの眼(視点)をもって、そう1000個くらいの眼を持って、千眼をもって、世の中を美しくしていく子になりたいなと、私は思いました。

昨今の清水富○美加さんの事件においてもこの物語と同じようなことが現実に起こっているのではないでしょうか?

自分の勝手な憶測で批評をしていませんか?

あんなブ男と不倫する女なんて...と嫉妬を交えて話していませんか?

なんやかんやでAVデビューしないかなぁ...という願望を語ってはいませんか??


それこそ「愚か」というものです。


ちなみに私はこれからカナブーンを聴くときは低音カットして聴きますし、千眼美子さんがMUTEKIになれることを心待ちにしております。
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