原作は未読、うたい文句の「あなたは三度驚く」にもしかしてどんでん返し系？？
なら好きかも、と思い映画館へ。
妻夫木聡と満島ひかりは「悪人」のイメージがとても強いね。懐かしい。
今回は仲のいい(?)兄妹役。
満島ひかりってやっぱり演技力すごい、一人自供みたいなシーンの語りの時の眼差しは狂気と哀しみが入り混じっててみていて自分がその役になってしまったような･･･不思議な気持ちになって悲しかった。
しかしエンドロールが終わった瞬間には口ポカーンでした…ストーリーが理解出来なかったからではなくてあまりに後味が悪くて。
ミステリー、といっていいのかも謎。
犯人はすぐにわかってしまうし。
これ登場人物全員とにかく気に入ることができないんですよみんな身勝手で、さすが愚行録。愚かな人間しかでてきません。ただ、誰しも抱えてる愚かな部分を誇張していてなんかわかる、こういうひといるよね。って思う場面も多い。
ラストで明かされる3度目の驚きだと思われる描写が私、無理でした。気持ちが悪いと思ってしまいました。本当にこういうの無理です。
誰も救われない、誰も幸せにならないそんな鬱映画がお好みの方にはぴったりな映画だと思うのでぜひ。
