多くの人に見てもらいたい作品。
性同一性障害のリンコとリンコを取り巻く人々。母親からネグレクトされた少女トモとの出会い、トモの心情の変化。
劇中には様々な母親が登場する。
子どもを全て肯定し守るリンコの母親。
自分の基準とする世界から子どもが外れる事を許せないカイの母親。
性同一性障害の少年二人の母親達が正反対に描かれているのが興味深かった。
そして心の底ではちゃんとしたいと思っているであろうのにうまく出来ない、不器用な生き方しか出来ないトモの母親。
同じ母親として本当に色々と考えさせられる映画でした。
キャストも本当に素晴らしかった。
リンコ役の生田斗真、トモ役の柿原りんか、カイの母親役の小池栄子は特に良かった!
娘達がもう少し大きくなったら一緒に観たいと思う。