デニロ

ズームイン 暴行団地のデニロのレビュー・感想・評価

ズームイン 暴行団地(1980年製作の映画)
3.0
1980年製作公開。脚本桂千穂。監督黒沢直輔 。

宮井えりな。懐かしい。柔らかそうでくにゃりとした感じ。崩れた体の線はそそらないけれど。友人は好きだと言っていた。同じ人を好きにならないことは友情の証だ。
この頃になると新作ロマンポルノに足を運ぶこともなくなっていた。牛込文化でで旧作を観ていたのはいつ頃だったろう。亀有名画座でロマンポルノを観たのはもっと後かもしれない。

つげ義春的な妄想の世界の様だ。凌辱されるだけではなく性器に油を注がれ燃やされ殺される。作者らは何をかんがえて・・、否、こんな事ばかりかんがえていたんだろう。

屋上でファックする元カレと女子高生に、こんなところで何をしているの!!と叫ぶ宮井えりなが笑える。笑えるけれど何なのだろう。

本作の宮井えりなを観て、これはわたしだ、と自慰する女子はいるのだろうか。そうだとすると社会的な作品なのかもしれない。
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