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ラプチャー 破裂のsignaldadaのレビュー・感想・評価

ラプチャー 破裂(2016年製作の映画)
1.0
スティーヴン・シャインバーグという監督を知れていなかったうえに、宣伝や解説含め煽りそのものには少しどころかだいぶ大きな期待を寄せて観始めたのが反省点か。破裂というタイトルに連なり、拉致、監禁に拷問と、さながらイーライ・ロスの『ホステル』をイメージしてしまう禁断ワードも早々に崩れては散る。残るは不満と苛立ちすらも超越した眠気のみ。非人道的な組織はなにやら連れ去った人間をエイリアン寄りのスーパーサイヤ人へと変身させる為、遺伝子改造を伴ったあらゆる拷問を繰り返す。が、肝心要のトーチャーシーンは生温く、低予算が過ぎるのかセットはおろか脚本までもが映画サークル次元。まるで話下手な友達から伝え聞いたかのようで、しっかり最後まで観たのが嘘みたいに何も記憶に残っていない。
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