サガン

ドラゴン・タトゥーの女のサガンのレビュー・感想・評価

ドラゴン・タトゥーの女(2011年製作の映画)
4.5
◆ぶっちぎりのキャラクター美◆
レッドツェッペリン"移民の歌"のオープニングからフィンチャーワールドに誘い込まれる。
ダークでフェティッシュでさすがMV出身。

原作は"北欧ミステリー"というジャンルを世界に知らしめた大ベストセラー『ミレニアム/ドラゴンタトゥーの女』
圧倒的なのが"ドラゴンタトゥーを背負ったリスベット・サランデル"のキャラクター美だ
ダークでコミュ障な天才ハッカー 、そのメンヘラ脳セク女が憑依したようなルーニー・マーラ
まさしく"小説から抜け出た"ような魅力に心臓がギュイーンとなった

ルーニーのオーラが群を抜き過ぎて金髪のジェームズ・ボンドは霞んだかな笑
ダニエル・クレイグは、ちょっとダメな男をやらせても可愛いのがズルいね。

性暴力、殺人を渇求する血の連鎖…フィンチャーワールドで疾走する
ラストは切なく。
多過ぎるピアスやタトゥーは自傷の表れ。
さらにリスベットのタトゥーが増えちゃわないか本気で心配(๑o̴̶̷᷄ _ o̴̶̷̥᷅๑)
それくらい秀逸なキャラクター造形でした

原作・監督・脚本・キャスト・編集・ロケーションがピタッとはまったことで傑作が生み出された。
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