わち

ドラゴン・タトゥーの女のわちのレビュー・感想・評価

ドラゴン・タトゥーの女(2011年製作の映画)
4.3
ベストセラー小説の映画化(2度目)。まずなにより、リスベット役のルーニー・マーラが素晴らしい。リスベットの奥にある感情をここまで上手く演じることができるのかと感心した。ちなみに彼女、『ソーシャルネットワーク』にザッカーバーグの彼女として出演していたみたいで(気付かなかった)、もう一度観たらその変貌ぶりが面白いかもしれない。変貌ぶりはこちらを参照(http://lohaslove.ti-da.net/e3922135.html)。
ストーリーは大ヒット小説ということでエンターテイメントとして十分な魅力があったし、ミステリーとフィンチャーの映像やテンポとの相性も抜群。登場人物の人間関係や、リスベットの過去や感情の変化などは1度観ただけでは分かりにくいが、それを十分補える北欧の映像美と役者の演技があった。予備知識として、北欧では男性の女性に対する暴力が社会問題になっていることは押さえておきたい。
わち

わち