市原悦子さんの作品を初めて見たんやけど、ハキハキしたお声やのに、優しさとあたたかさが込められている演技、素晴らしかった。愛おしさがあった。
見終わって思うのは、究極の愛情の物語だったんではないかなぁと。いつまでも、何があっても、変わらずにいられるか。Ifで考えるなら、どうとでもYesと言えるだろうけど、ばあちゃんのように変わらずにいるのは難しいことだと思う。でもそれを示してくれた、ぼうにとっての安全基地になってくれたからこそ、前に進むことが出来た。
現実はトントンとはいかないだろうけど、原家族以外の人とでの関係性でも人は変われるし、家族以外でも家族に、安全基地になれるんだろうと感じた。
やぁ〜よい映画でした。だれかが待っててくれる、帰って来られる場所がある。それは人にとってとても大切なことなのかもしれない。