映画の味方あっつマン

ハートビートの映画の味方あっつマンのレビュー・感想・評価

ハートビート(2016年製作の映画)
3.6
プロのバレエダンサーを目指してニューヨークにやってきたルビーは、ある日、地下鉄でバイオリンを演奏するイギリス人青年のジョニーと出会う。2人は徐々に惹かれあっていくが、ジョニーはバイオリンを盗まれた上にグリーンカード詐欺に遭ってしまい、ルビーは奨学金資格はく奪の危機に直面する——。

「ピッチパーフェクト」「スクール・オブ・ミュージック」「ハート・オブ・ミュージック」のように、ミュージックコンテスト優勝を目指す、王道の青春映画。よくあるフォーマットだが、パフォーマンスが良ければ、それだけで充分に楽しめる。

本作では、コンテスト以外にも、何かにつけてバイオリズムやダンスで決闘しようとするのが、破天荒で見応えがあった。夢を追いかける若者のエネルギーは凄い。

最後のコンテストのクラッシックとストリートが融合したパフォーマンスは、スマートで、荒々しくて、カッコよくて、素晴らしかった。