「子どものさと」という大阪にある施設のドキュメンタリー。
貧困やら家族のカタチやらについて考えさせられる。
「心とフトコロが寒いときほど胸をはれ」
という主題歌がとても合っていて良い。
「親のしんどさを子どもも背負わなきゃいけない状況は昔から変わってない」
知的障害があることを認めたくないジョウ。
歌を聞いて目を輝かせるジョウ。
率先して「子ども夜回り」を行い、ホームレスのおじさんに優しく接するジョウ。
夢を語るジョウ。
子どもにお金を無心する母親。
そして、母親にお金を渡したことを「悪いことした自分が許せない」と泣くまゆみちゃん。
デメキンが倒れたと聞いたときの表情。
就職を決めて嬉しそうな顔。
「手は出してない」と言い張る母親と「家に帰りたくない」と泣き叫ぶ男の子。
全部しんどい。
でもその中で強く生きている。