eiksaaenk

マンチェスター・バイ・ザ・シーのeiksaaenkのレビュー・感想・評価

-
ケイシー・アフレックに直射日光が当てられない。基本的には闇か曇りが彼を包み続ける。ミシェル・ウィリアムズと再会する時、背景には光が注いでいても人物には届かない。
悲劇を大仰に描かず、上手く生きられないさまを淡々と描く眼差しは冷たい気候に反して根っこが優しい。
普通にいい芝居を普通にカッチリ撮ること。でもなんかちょっと物足りない。
eiksaaenk

eiksaaenk