マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

Manchester by the Sea

上映日:2017年05月13日

製作国:
  • アメリカ
  • / 上映時間:137分
    監督
    ケネス・ロナーガン
    脚本
    ケネス・ロナーガン
    キャスト
    ケイシー・アフレック
    ミシェル・ウィリアムズ
    カイル・チャンドラー
    ルーカス・ヘッジズ
    カーラ・ヘイワード
    ベン・オブライエン
    クインシー・タイラー・バーンスティーン
    ミッシー・ヤガー
    スティーヴン・ヘンダーソン
    メアリー・マレン
    ルイス・D・ウィーラー
    C・J・ウィルソン
    スーザン・プルファー
    あらすじ
    ボストン郊外で便利屋として生計を立てている主人公が、兄の死をきっかけに故郷のマンチェスター・バイ・ザ・シーへと戻り、16歳の甥の面倒を見ながら過去の悲劇と向き合っていく―。

    「マンチェスター・バイ・ザ・シー」に投稿された感想・評価

    コレを観る筈ではなかったのですが、、賞を受賞してるのは知ってましたが地味な作品かと…深い内容のヒューマン・ドラマ!

    タイトルも何だかピンとこないですし、単なる男の人生再生物語と思ってました(^^;
    確かに最初は冴えない男の話しに見えましたが、、そんな彼に兄の訃報が!
    兄の遺言に従って甥のパトリックと生活する事に。

    故郷を捨てたリーの過去が段々と回想劇で背景が明らかになり…流石に涙が溢れる。
    悲しい過去も、その一部の警察署でので行動に衝激を受けました!
    思わず声が出てしまいそうに‼︎
    予想していなかった余りにも悲しい過去が自分の心臓にグサッと!苦しい、、ここから最後まで何回も泣く事に(/ _ ; )

    やはりケイシーの演技が凄いのか⁈脚本が良かったのか⁈
    孤独に生きるリーと多感な少年パトリック2人の悲哀が滲み出た演技は素晴らしいと感じる。

    ミッシェルは意外と出番が少ないですが、、やはり良い!

    最後の冬の風景は悲しみの心情が染み出ているように見え、またまた心が揺さぶられました。

    観れて良かった!
    記憶に残る映画でした👏
    自身の「壮絶な過去」に結局は打ち勝てず、逃げ出す主人公を、心に闇を抱えた男を演じさせたら右に出る者がいない、ケイシー・アフレックが好演。

    登場人物たちの抱えた問題は何も解決はしていないし、主人公と周囲の選択が正しいかもわからない。それでも、幸せだった過去の記憶とほんの僅かに動いた2人の関係が紡ぐ、ラストシーンは心温まる。

    このレビューはネタバレを含みます

    つらーって心臓痛いし泣いたけど、くらい辛い話やけど、ちょいちょい笑かしてくる。

    拾ったボールでゆるく遊びながら話すシーン好き。
    気になるシーンがいくつかあるのと、演技力がすごいからか、登場人物の人格、過去、心理描写とかすごいリアリティがあった。

    そら乗り越えられへんものもありますよねー。
    うまく文章にできないけど、
    すごくいい映画やと思った。
    とても良かった。
    癒えない傷も、忘れられない痛みも。その心ごと生きていく。
    2週間期限で上映開始した隣の隣の市の映画館に初訪問。
    は~、ため息です。これは一人で見たい映画ですね。
    直後は、誰とも話をしたくないし、誰の話も聞きくない…
    リーのどうしようもなく深い辛さがズシンと伝わってきます。
    そしてその絶望に、みんなの気持ちが届くことはなくて…
    救いたい…何とか…そんな気持ちと共に涙が溢れました。
    ジョーの遺言がリーの灯りになってくれば…と願います。
    エンドロールの波の音 すごく良かったです。
    帰りの車、何となくラジオのボリューム0にしてました…。

    🎥146本目/17年
    @シネマテークたかさき

    最優秀主演男優賞
    ケイシーアフレックの演技が素晴らしかった
    ストーリーは重め
    苦し良いかった。

    このレビューはネタバレを含みます

    ①冒頭、船上ではしゃぐ主人公リーと兄の甥っ子パトリック、それを見守る兄ジョー。和やかな過去の場面から始まる。

    過去の場面では笑いの絶えない生活を送っていたが、娘を自らの過失で失ったことで無表情で堅苦しい表情になる。

    彼がまた笑いを取り戻すのは船上のパトリックと彼女が舵取りではしゃいでいるシーンであった。

    ②警察署の取り調べ室で、火事について詳しくリーが取り調べを受ける。取り調べを終え部屋を出ると、思い余ったリーが警察の拳銃を奪い、自らの頭に引き金を引いて自殺しようとする場面があった。

    パトリックは父が亡くなったあと、思い出の船を手放したくない一心で、決して安くはない費用がかかっても維持することを、売って生活費にしようとするリーに訴える。最終的にパトリックの思いを汲んだリーは、兄の部屋の猟銃を売って船の修理費に充てることを提案する。銃は自殺のための道具ではなく、パトリックの、そして自分の大切な思い出を守るための道具になっていた。

    ③久しぶりにマンチェスターバイザシーに戻ってきたが、どこへ行こうにも帰る場所なんてないと思っていたリー。それは奥さんの現在の想いを聞いたところで変わらない。

    リーは過去に思いを馳せる。火事による失意の中、ボストンに向かい、新たに住むことになる空っぽの部屋で、兄と甥に当たり散らすリー。
    兄はそんな様子も温かく受け止め、一緒に家具を買い、大きなソファーを置く。そしてリーのソファーシーンは映画において、何度も反復される。いつの間にか、空っぽだった心が、ふんわりとしたソファーのような柔らかさに包まれて、居場所がないと思っていたリーにとって、特別な場所になっていた。だからこそ、パトリックを呼んでみたくなったのだ。それはパトリックにとっての船のような存在にも思えた。

    ④ラスト、二人は歩きながらゴムボールをパスし合う。リーの投げたゴムボールはあらぬ方向へ行ってしまう。パトリックはそれを追いかける。リーは言う、「放っとけ」と。でもパトリックはボールを追いかける。決して「放っておかない」。

    この映画の人々は、みんなリーを気にかけている。それは初めて会った人でも同様だ。それが決して本人と上手く結びつかなくても、本人が拒絶しようとしていても、放っておかない。それが大きな効果や意味を持つことはなくとも、ただ気にかけて、ただ寄り添うことの大切さを教えてくれる。

    気になったところ
    ・画面の抑制された演出とは異なり、音楽の使い方が過剰気味だったのが気になった。VICEの監督インタビューを読んだら、監督の意図があり、地上の出来事とは関係のない、「天上のよう」なものをイメージして音楽をつけたようだ。「喜劇と悲劇の上を浮遊しているような楽曲」を合わせて物語に広がりを持たせたかったということで、納得。

    その他
    ・曇天
    ・ユーモアのある会話と間 車
    ・パニックになったパトリックに寝るまで寄り添うリー
    ・パトリックの母親との食事の気まずさ
    主人公の境遇が残酷すぎてもう。。。汗

    傑作

    大事なことなのでもう一度言います

    傑作



    2017.6.25
    MOVIX三郷

    日曜20:30-23:00の回とはいえ観客7人って寂しいなw
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