それでも生きていく。
世の中ハッピーエンドの映画が多いけど、苦悩を抱えながら日陰を生きて抜く姿を描いたこの作品に感銘を受けました。
拭え切れない経験、置き去りにしたい過去、ボタンがかけ違う人間模様とか俯瞰してみたら答えは分かりそうなのに各々の立場で乗り越え切れない苦悩する姿をきちんと描けてたお話でした。
足りない点を強いて挙げるなら、子供たちや奥さんとの触れあう画がもう少しあると苦悩する所により寄り添えた気がしました。
出逢う全ての人が誰しも苦悩や何かを抱えながら生きてる。そんな中でも幸せであってほしい。
そんな願いを思わせて貰えた作品でした。