はせ

ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツのはせのレビュー・感想・評価

4.0
1954年、アメリカ中西部。あんまり売れないシェイクミキサーのセールスマンのレイ・クロック(マイケル・キートン)のもとに、ミキサー8台の注文が入る。発注元のマクドナルドというドライブインレストランに興味を持ったレイは、経営者のディックとマック兄弟による、高品質、コスト削減、スピードといった合理主義を徹底させたビジネスコンセプトに感銘を受ける。契約を交わしてチェーン化を進めるが、ひたすら利益を求めるレイと兄弟の仲は険悪になっていき…

マイケル・キートンがマクドナルドの創業者(ファウンダー)レイ・クロックを演じる伝記ドラマ。創業者はマクドナルドさんではなかった!怪物のような資本主義が兄弟からマクドナルドの看板を奪い取るまでを、飽くまで中立に、淡々と描いている。

マイケル・キートン、本当に素晴らしい。特典映像の記者会見で他の俳優が指摘していた、兄弟への罪悪感がほんのちょっぴりだけ垣間見えるシーン。確認のために見直したら確かに一瞬だけ目の色が変わっていた!

レイ・クロックは言う。「マクドナルドの良いところは…名前だね!名前の響きがいかにもアメリカらしい。クロックなんてスラブ系の名前のバーガー店に食べに来るか?」
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