みやびす

ユダヤ人を救った動物園 アントニーナが愛した命のみやびすのレビュー・感想・評価

3.8
第二次世界大戦のユダヤ人迫害と言えば、本場(?)ドイツを語られる事が多いけど、今回はポーランド。
動物園自体はだだっ広くて、隠れるところもない状態。家と動物園が繋がった地下にお客さん達を匿って助けていくお話。

ユダヤ人迫害の主だった被害も、細部で表現されていて、年号もちらちら出してくれていたので、そういう知識がある人にもない人にもわかりやすい映画だったと思う。
事実に基づいた話なだけあって、各所で緊迫感がすごい。
動物たちは死んでしまったり殺されたりするし、匿っていることがバレたら自分が殺されるかもしれないし、子どももしぬかもしれない。本当に大変な時代に人を助けた人たちの話だった。

あと、映画本編とは特に関係ないけど、先日、コッホ先生と僕らの革命を見たばかりだったので、ダニエル・ブリュールの役のいやらしさに勝手にショックを受けてしまったw
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