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若い人たちのdailyfrothのレビュー・感想・評価

若い人たち(1954年製作の映画)
3.5
軽薄な支店長のみならずここで笑うかというヴェーラの一部の客も黙らせる日髙澄子の啖呵がよくて救われた。とはいえ掃除やお茶汲みが女性だけの役割となっていることに異議が唱えられる本作から60年以上を経て、自分の職場も含めて基本的には状況・意識が改善されていないことを鑑みるに他人のことはいえないとも思う。内藤武敏をずっと西村晃(みたいだけどなんか違う)と思って観ていた。あとフィルセン所蔵版のBD上映というのは初めて観た。
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