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菊とギロチンのtakuのレビュー・感想・評価

菊とギロチン(2016年製作の映画)
3.8
瀬々敬久監督の自主映画が地元で公開。関東大震災後の大正時代、女相撲団体と実際にあったアナーキー集団「ギロチン社」が出会い、共に世の中の理不尽さに立ち向かう青春ドラマ。3時間9分という長時間でありながら、過激で野心的なドラマと役者たちの体当たりな熱演に圧倒されて最初から最後まで見入ってしまいました。

当時の政治や思想とか難しくて理解できないけど、世の中を変えたい男たち、強くなって社会に認められたい女たちの心情は現代に繋がる所があり、深く考えさせられます。

アナーキー集団のリーダーを演じた東出昌大さんの今までとは違う狂気と熱さに満ちた演技が凄まじく、良い俳優へ成長したと実感しました。新人女優の木竜麻生さんも純粋で堂々とした演技が良かったです。