菊とギロチンの作品情報・感想・評価

「菊とギロチン」に投稿された感想・評価

時代に関係なく自由とは勝ち取らなければならないものだ
誰も与えてくれないから
人生は闘争だ

「菊とギロチン」いいタイトル
長すぎ…映画って2時間前後でいいよね

3時間はやりすぎだわ、いくら面白くてももっとコンパクトにまとめろって思ってしまう
MrBigMouth

MrBigMouthの感想・評価

4.0
歴史にはめっぽう弱いんでついて行けないだらけだけど、それでも引き込む力が凄くてパンチラインをいきなり打ち込んで来たりと、作り手達の本気がビシバシ伝わってくるど熱い映画。
何度も使い古された熱い言葉達もこの映画から発せられると、更に温度を増してこちらに届く。
ぜぜさんは観ているところがちがうなあ
スケールの大きい映画だったなあ
小さい人々をひとりひとり描いて

ここに出ている役者の人たちひとりひとりに感銘を受けました

あと、カメラがずっとよかった
見ている感じがしました

なるようになる、のだが

弱い悪者がいっぱい出てきたなあ

ほんとのつよさとは

長かった、けど観てよかったです
tipsy806

tipsy806の感想・評価

3.0
戦争に押しつぶされそうになる時代。
立ち向かおうとすることがこの時代の希望であった。
アナーキスト集団は平等を求め自由を奪う警察を襲う。女相撲の力士たちは家族や男からの束縛から逃げ、強く生きるというぶれない芯の強さを持つ。
大正時代の若者たちがもがき苦しむ姿を通して、現代の社会に対して訴えているように思う。

この時代についてわたしの知識が薄く、あまり入り込めなかった。残念。

このレビューはネタバレを含みます

大正時代の混乱の中、様々な場面で大正時代の社会システムの説明があったのはかなり良心的で、とにかく東出さんがバラバラになる組織のリーダーってこういう奴だよな。というのも感じて面白みがあった。
自分の中で、東出さんは役に飲まれるか飲み込むかの役者さんだと感じていて、寛一郎さんは役に寄り添う役者さんだと思っている。寛一郎さんは今回も寄り添いながら場面ごとに強く高ぶられていっていた。
長い映画なので飽きがくるかとおもったが、退役した軍人達が暴走し、この映画に食って入ってきたことで、飽きが吹っ飛ばされた気がする。
そしてこの時代に生きた様々な人の背景をしっかり見つめさせてくれる。見つめさせてくれるという、見させられる感じ。

海で女相撲のみんなが踊っているシーンは、ドイツ映画のヴィクトリアのハイになっているシーンを思い出した。なにかが少しずつ壊れていく前の、本当に美しいシーンだった。

肉体というのはやはり美しい。
本当に身体を張っている映画だと思った。
d3

d3の感想・評価

3.7
時代は移り変わる。大切にしたい想いを持っているならば、立ち向かって自分で守らねばならない。
“自由は与えられるものではなく勝ち取るもの”
現代に生きる我々が忘れがちな社会が抱える永遠のテーマを思い出させてくれる。
時は大正末期
関東大震災後、疲弊した空気の漂う
日本において、その娯楽の一つを担ったのが
女相撲である
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時を同じくして、戦争へと突入しようかと
していた日本に不満を抱き
革命を目論む集団があった
その集団の名を、ギロチン社と言う
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戦争を推奨する過激派自警団の暴走
男性優位社会における女性の抑圧
女相撲団体とギロチン社は共に同じ壁にぶち当たる
力がなければ、何も変えられない
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夫による性的暴行から逃れる為に
相撲を通じて強くなろうとする女性
朝鮮人差別がまかり通ったり、
戦争へと流れる世論に対し
あるべき理想を掲げ、政治家暗殺を企むギロチン社
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権力の無いもの、少数派、国の意見に逆らうもの、女
ただそれだけの理由で弾圧されてしまう
苦しい状況の中でも、
微かな希望を掲げて
闘った物語である
女相撲は最初、
エロ目的で来る男性客ばかりだった。
しかし、彼女らの迫力ある試合、
顔つきを見るうちに女相撲に熱狂する
これは、彼女らが社会に、
男に一矢報いた瞬間に他ならない
未だ知らない日本の歴史がそこにはあった
瀬々敬久監督が長年映画化を熱望していた作品らしいが、もっと的を絞ればいいのに…というのが第一印象。
オムニバスっぽい作品で3時間あるので、誰に感情移入して見ればいいやら、、。
人物の背景もよくわからないし。
さらに大正末期の混沌とした時代背景が弱い。

『鈴木家の嘘』で印象強かった木竜麻生が女力士としてしっかり演じていたし、寛一郎の役も健気に女性を愛する雰囲気が味があった。
でものめり込めなかったのは何故かな…。
長え… それが時代だろ?だから何?ってものすごく騙された気分。
俺は未来しか見ないんだよ、だからどうでもいい。
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