菊とギロチンの作品情報・感想・評価

「菊とギロチン」に投稿された感想・評価

skm818

skm818の感想・評価

3.9
前の方で見ていたので首が疲れた。3時間15分はダテじゃない。しかも全編緩んだところがまったくなくて、見どころの連続。もともとこの時代や主義者の話に興味があるということもあって、色々と盛り上がった。無政府主義者たちの真面目なんだかいい加減なんだかわからない、官憲に目をつけられてるのに好き勝手やってる様子、最初はエロが目的だったのに女相撲の真剣勝負に引き込まれ、気がつくと宣伝を手伝っちゃったり恋をしたり、自警団にリンチされてる朝鮮人の力士をたすけに行ったり、でもその自警団もシベリア出兵で苦労したのに報われない、元は小作の気のいい人たちなんだよね。立場で争ったとしても隣にいる人は敵ではないという中濱のセリフよかった。そんでもって女相撲。女が土俵に上がったら云々が伝統なんて嘘八百じゃねえか。いろんな事情で集まってきた女たちを受け入れて、諍いはあっても皆仲間で、っていうのいい。花菊も十勝川も親方もカッコいい。親方の真剣さが素晴らしいわ。サンジは色々残念だったけど。惚れてるからって一緒に行きたいとは限らねえんだよな。そして古田大次郎、カッコよかった…
Mi

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3.4
とにかく圧倒的な熱量

結局のところ登場人物全員がなにも成し遂げることなく終わるので、観終わったあとの不完全燃焼感と疲労感がケタ違い

あの時代、あれくらいみんながみんな狂ったように何かにしがみついていないと苦しくて辛くてとても生きられなかったんだって必死に訴えるような映画だった
taku

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3.8
瀬々敬久監督の自主映画が地元で公開。関東大震災後の大正時代、女相撲団体と実際にあったアナーキー集団「ギロチン社」が出会い、共に世の中の理不尽さに立ち向かう青春ドラマ。3時間9分という長時間でありながら、過激で野心的なドラマと役者たちの体当たりな熱演に圧倒されて最初から最後まで見入ってしまいました。

当時の政治や思想とか難しくて理解できないけど、世の中を変えたい男たち、強くなって社会に認められたい女たちの心情は現代に繋がる所があり、深く考えさせられます。

アナーキー集団のリーダーを演じた東出昌大さんの今までとは違う狂気と熱さに満ちた演技が凄まじく、良い俳優へ成長したと実感しました。新人女優の木竜麻生さんも純粋で堂々とした演技が良かったです。
なんかはちゃめちゃに元気な映画だった。
3時間あっという間。は言い過ぎだけど全然長く感じらんなかったし、なんならもっとあいつらを延々見てたい気持ちになるし、女相撲に弟子入りしたくなる。

なんかむだに元気になったせいで夜中に映画館から歩いて帰った。

海のシーン、こないだ見た万引き家族と違うけど、同じくらいさいこうだった。

あとから見たらなにも変わんなかったって思う人がいるかも知らんけど、あんなに元気いっぱいわちゃわちゃしてた人らのこと笑えんし、ばかだなと思うし、うらやましいなと思うし、めちゃくちゃ愛おしく思う。
菊とギロチンの登場人物は、革命家たちも、鶴竜そっくりの花菊も、十勝川も、何をも成し遂げない。少しの変化を見せはするが、精錬された映画として物語としては完全に成り立っていない。観客に寄り添う気持ちがない。だから面白くない。論理的に不完全なところがありすぎる。
でも、たぶんそれはそもそも映画的に描いていないがための崩壊だと思う。客観的な論理はあえて排除されている。全ては他人の出来事であり、現実に我々が他人を見るのと同じ目で彼らを見ている。
(たぶん)人は共同体や制度や思想の中で暮らし、そこで何かを成し遂げたり、行き場を失って絶望にかられたりして生きる。しかしその出来事の内の細かい一つ一つは、その個人にしか還元されず進行せず理解できないもので、結局は一人一人の人生に収斂していく。背負った子どもは知らぬ間にいなくなり、爆弾は田に肥やし、女相撲は取り締まられ、革命は起こらず、男と女は離れ行く。この虚しさは、自己の感知した世界と、他者に落ち行った結末の現実、「自分」という超えられない現実の結末の一つだ。その先は他者本人にしか分からない。
歴史、日本の歴史、戦争、革命思想、差別、フェミニズム。他人を思う気持ちで、何となく、崩壊しそうな思考で、作品の主題の意味を味わうことができるかもしれない。
でも、長い。知らぬ他人の人生のようなこの長さについて来られる忍耐力のある観客は恐らく少なくとも現代の日本にはあまりいないと思うし、ぼくも実際耐えることはできなかった。それでも他人が生きていることは事実だし、歴史も現実の下に聳えている。他人を理解することはできないが、無関係だと切り捨ててはならない。
takandro

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3.8
薄い。無駄なパートが多い。随分と演劇みたいな口調で鬱陶しかった。ヘヴンズみたいに章分けした方が良かったんじゃないか?
7

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3.5
釜山国際映画祭にて。

長い。あえてこの長さなのか、一つ一つのシーンが冗長に感じる。

関東大震災後の日本を舞台に、実際にあった女相撲がメイン。全然知らなかった。
朝鮮のことも取り上げてるので、韓国で見るのはちょっと気まずさがあった。

散々「強くなりたい」って言い続けるのに、男の暴力や大きな権力には屈してしまい、何も変えられない様は見ていて息がつまる。難しいなぁ。
右傾化する社会の中で、肉体をぶつけ言葉をぶつけ、自由と平等を求め抗い続けた男と女の闘い
「希望なんてないなら何でもやっちまいな!」
あー凄かった
kappazusa

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4.4
強くなりてぇ。どうせキボウもねえなら、好き勝手にやってやる、クソクラエだ。無政府主義、上等。
展開が急すぎて話しの流れについていけなかった。次の展開を楽しむことが出来なかった。ちょっと苦手。
もはやラストがどうなるのか?なんて興味もなくなりボーッと観てたら、棺桶のシーンで目が覚めた。びっくりした。
映画観てるというより舞台のお芝居観てるような感じだった。
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