RYOSUKE

サイレンスのRYOSUKEのレビュー・感想・評価

サイレンス(2016年製作の映画)
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よくある系統のホラー映画。この緊迫感をここまでの低コスト(舞台は家のみ)で実現しているのは暗くなるまで〜などの前例があるからだろう。だが、耳が聞こえない、をテーマにしているが故、映画では日常の細かな音までしっかりと捉えているのは素晴らしい。静寂の中にある生活音、そしてスリリングなサウンドやものが割れる音。どちらかというと視覚よりも音で楽しむ作品。
ただ、ひとつの表現としては素晴らしいが、サイコスリラー映画、としては結局分からずじまいで、内容よりも演出が先行していた。
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