まっさ

サイレンスのまっさのレビュー・感想・評価

サイレンス(2016年製作の映画)
2.0
主人公が聾唖という設定で面白そうと思ったが、残念ながらその設定はあまり生かされてなかった。いわゆる出オチな映画。

圧倒的不利な状況をどう打破していくのか?という肝心の部分に独特なアイデアはなく、ただ殺人鬼が舐めプしてくれるだけ。死んだ方がマシだと思わせてから殺すとか言ってた割にすぐに余裕が無くなってしまうため、単なるバカにしか見えず全く怖くない。
志村後ろ!的なハラハラを期待していたけど、殺人鬼との対決が始まるまでのタメが短すぎてまったくハラハラしなかった。20分ぐらいで対決が始まってしまい、その後はすごく平凡な展開。終盤ぐらいしか聾唖という設定が特に生きてこない。殺人鬼が家の中をうろついていても、主人公は全く気付かずに一晩過ごすぐらいのタメがほしかった。
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