KentKajitani

ウインド・リバーのKentKajitaniのレビュー・感想・評価

ウインド・リバー(2017年製作の映画)
4.1
アメリカの雪深いネイティブアメリカン居留地が舞台。
ある日、ハンターの主人公は雪山の中で裸足の少女の遺体を見つける。
少女の遺体には暴行された跡があり、一番近い民家からは10kmほど離れている。
少女は誰に暴行されたのか、裸足の少女はどこから逃げてきたのか?
娘を失踪事件で失っている主人公のハンター(ジェレミー・レナー)と、都会から派遣されてきた若い女性FBI(エリザベス・オルセン)の2人が事件の真相に迫っていく。

実際にネイティブアメリカン居留地の少女たちに起きている社会問題を題材にした作品。

雪と静寂に包まれた世界で、その自然の悠然さとは裏腹に、むしろそれだからこそ、この土地に生まれていく狂気を見せていく演出がとても上手かった。
喪失を味わった主人公の、「」
KentKajitani

KentKajitani