はる

健さんのはるのネタバレレビュー・内容・結末

健さん(2016年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

" 寒 青 "


任侠映画をやってても 彼は 侍 ですよね


' 一生懸命生きる男 'を 演じたいと思います


何をしたかではなく 何を成そうとしたか

何をしたかではなく 何のためにそれをしたか


黙って堪えてる男 無口な男

そういう男への憧れを

この 高倉健 という人が具象化した


自分のなかでは 言葉は少ないほうが

むしろ伝わる というふうに思ってます


泰治 ありがとな

やっぱりな 泰治 人の心ってな

俺の心を十年間 おまえ ボデ打ち続けて

それがいま 効いてきたんだよ て

このセリフが もうもうもう どーんきたがな


ありがとう。

人は、いつも 伝えきれない 想いを重ねて

一期一会の 旅を続けている


健さん

これからどういう映画をやりたいんですか?

日本の男です


宴に出席してなければ 宴の寂しさを味わわなく

て済むんじゃないかと

仕事が終わったあと こうやって 旅に出ます


いつも誰かの事は思ってないと生きてられないで

すねぇ やっぱり誰かのことを こう思って胸が熱

くなるっていうんですかね ちょっときざですけ

ど やっぱりそういうふうに思ってる人がいない

と 仕事もやっぱりやる気にはならないですねぇ
はる

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