健さんの作品情報・感想・評価

「健さん」に投稿された感想・評価

邹启文

邹启文の感想・評価

3.3
高倉健さんを語るにあたって、八甲田山パートを1分で終わらせるんじゃあないよ。
木村大作さんの価値観を変えたんだぞ、八甲田山の健さんだけで1時間できるかもしれんぞ
こんなことなら、作り直して欲しい

まず話が一本筋じゃない、つまりストーリーがない。有名人を出せば話が繋がるなんて思っちゃダメ。観客が90分見続けるためにどんな構造で作っていけばいいか考えなきゃ
仮に僕が作り直すとするなら、まず時代があって、その中に関係者・キャスト・スタッフ・ファンの方々がいて、その方々が感情をカメラにぶつける形で作っていくのが安パイかつ一番いい形として仕上がると思っているのだけど、それは僕だけの意見なのかな。
正直この出来だと秀作とも呼びづらい。高倉健さんを既に知ってる人たちが思い出を回想するために作ったような一見さんお断り的作り方で作ったのが一番の欠点。監督はもっとアーカイブ系ドキュメンタリーや、インタビュー形式で作られたドキュメンタリーを2桁ほど見るべき。本を読んでたって良いドキュメンタリーは作れないぞ。
ドキュメンタリーなんてフィクションなんだから、もっと作り込んでもよかったのに…

あと、説明セリフに有名な音楽を合わせたって退屈さはかき消すことなんてできんで
その証拠に評論家が当時の時代背景を語るシーンより、高倉健ファンの方々が愛を語るシーンの方が盛り上がってるし、見てて面白いでしょ?
そういうことよ?
brouillard

brouillardの感想・評価

3.5
チュー・リンさんは旅にでる。それは、高倉健さんを辿る旅。

ドキュメンタリー映画としては、まあまあ。語られる内容も想定の範囲内で、特に目新しいものはなかった。それでも、語られてるのは高倉健さんについてだからね。俳優としては勿論、人間としても素晴らしい人だったんだな、と、128回くらい思った。
五年前。高倉健の熱烈のファンというおっちゃんが運転するタクシーに乗った。それとなく、映画の話になり、高倉健の映画のタイトルを3つ答えたら割引してもらえることに。何か問題形式だったと思うけど、結局半額にしてもらった。
そのおじさんを思い出した。


高倉健さんとの出会いは、鉄道員が最初で、ブラックレインなど海外作品や東映後から入ったのだけど、むしろ、東映時代を見たことでより魅力に気づいたように思う。


高倉健よりかっこいい日本男児はもう出てこないんじゃないの。


作品は、よくある思い出話の繋ぎ。そこから高倉健の人物像はこうだった、ああだったと。
時折、高倉健の声が入るけどそれがたまらん。祝辞シーンは見る価値あり。

いつか、またスクリーンで健さんを観たいと思う。

高倉健映画は、歌舞伎。言い得て妙だ。
僕はいわゆる皆さんが熱狂した「高倉健」を知りません。そもそもブサッとかグサッとか斬られる任侠映画が観てて痛くて苦手なんです
そんな僕が好きな健さんが出てる映画といえば、「新幹線大爆破」「君よ憤怒の河を渡れ」「駅-STATION-」みたいな映画だったりします。いわゆる健さんがカタギになり始めた時代でしょうか

でも、健さんはこのドキュメンタリーが語る様にいつでも社会からはみ出した人だったし、いつも弱者の目線に高さを合わせてくれる役でした。
そして、あの眼差しには参ってしまいます。優しくもあり、怖くもあり、寂しくもある、あの眼差し

このドキュメンタリーの中でもスコセッシやジョンウーや山田洋次監督の様な有名な人も語れば、市井の人も語ってくださる
でも、その中に生きている健さんにブレがない事が何よりもスゴイなぁと思いました
スーパースターなのに、分け隔てなく自分の信念を貫き通した人間としての魅力がスゴイなぁと思いました

最後はやっぱり心意気なのかもしれません
その一瞬に思い切り生きれてこその人生かなと
とても人間臭いスーパースターにそう感じてしまいました
ぱぐ

ぱぐの感想・評価

4.0
健さんの旅の途中でのラジオの音声が流れる。
それだけで涙が出てきた。
日本の男が今だからこそ持つべきものを少なく、しかし確かに心に持ち合わせていたお方。
NAOKI

NAOKIの感想・評価

3.8
たけし軍団…
そのまんまとかガタルカナルとかテレビのスーパージョッキーのガンバルマンのコーナーで体張ってやっと売れ始めた頃…軍団だけでお好み焼きだかもんじゃ焼きだかを皆で食べてた。

「あれ…高倉健じゃね?」
その店の隅で男二人で食事をしている健さんに軍団の誰かが気がついたのだ。
「うわぁ!ほんとだ!高倉健だぁ」
挨拶しようにもまだ駆け出しの頃である…声をかけても逆に迷惑だろうと皆は静かに食事を続けていた。

その軍団のもとへ高級食材がどんどん運ばれてくる。
「え?あのー頼んでないんですけど…」すると店員が
「あちらの高倉様から…」
「え?!」
さっきのテーブルを見ると高倉健が「気をつけ」の姿でこちらを向いて立っている。
「え~?」軍団も健さんの方を向いてあわてて全員立ち上がる。
健さんはあのすばやい45度会釈をすると…
「いつも観てます!頑張ってください!」
軍団は鉄板でジューって額が焼けるんじゃないかと思うくらい深々と頭を下げた😁💦

健さんの伝説やら色んな話を集めたことがあって…この話は健さんが実はお笑い好きだったことを表すエピソードとして気に入っている話だ。

健さんの映画のレビューをここにあげていきたいのだけれど好きすぎてなかなかうまく書けない。

もう亡くなって3年以上になるのか…
去年観たこのドキュメンタリーは本当に素晴らしかった。
「単騎、千里を走る。」で本物のガイドなのに俳優として健さんの相棒を演じた彼が健さん縁の地を回る。
その中に健さんと縁のあった人たちのインタビュー…マイケル・ダグラスやスコセッシの話はスゴかった💦

すぐ「ブラックレイン」を見直しましたね😁💦

この「健さん」というタイトルはインタビューを受けた人たちが最後に親しみを込めて「健さん」と呼び掛けるところからついたものだが、同時に映画館で高倉健が銀幕に登場すると「健さん」と声がかかったことに由来している。

実はこれ…おれは体験してる💦

十代の終わり頃、何かの用事で田舎の港町に行ったとき昼間にぽっかり時間が空いてしまった。すごく寂れた映画館があって健さんの任侠映画をやってたので暇潰しにここへ入った。目をギラギラさせた高倉健が長ドスを構えてスクリーンに現れたとき…近くに座ってたおじさんが急に叫んだのです。

「よ!健さん!待ってましたぁ!」
まぁ

まぁの感想・評価

4.0
良いドキュメンタリー作品だった…(涙)

高倉健さんの「人となり」が…伝わってきて…途中、何度かうるっと…(涙)

健さんの肉声(言葉)に…「ハッと」…させられて…
「そうだな…」ってストンと私の心に落ちてきた…(涙)
(…コメント欄に…書くね…♡)

映画関係者、通われたお店の店員さん、ご家族、海外の監督、俳優さんのインタビューそれぞれが…
とても「暖かかった」…♡

良いドキュメンタリー作品だった…(o^^o)
JTK

JTKの感想・評価

3.6
ストイックなまでにペルソナを演じ切る、という意味のみにおいて三島由紀夫と同質なものを高倉健に感じていたのだがポール・シュレイダーの「Mishima」のオファーを断腸の思いで断っていたという事を知るにつれ緒形拳ではなく高倉健で観たかったとつくづく思う。
このドキュメンタリーは健さんと関わりのあった著名人や一般の人々のインタビューで構成されているが、その人選とプライオリティの恣意性に若干鼻白んだとはいえ、日本の最後のスター、スナフキンの如く寄る辺のない最後のファンタジーの住人としての「健さん」のその佇まいに想いを馳せるのであった。
高倉健さんの心に触れることができ感銘を受け涙を流した素晴らしいドキュメンタリー作品でした。
追い追い


いろいろ
グッときた😂💓
ファンには堪らない😂
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