Yuto

ビルマの竪琴 総集編のYutoのレビュー・感想・評価

ビルマの竪琴 総集編(1956年製作の映画)
4.2
日活の旧作観てる中ではダントツで良かった。他に好きな作品に出会えてないだけかもだけど。

歌うシーンに歌を聴かせる以外の目的が詰まってて、その構図が面白かった。この作品ならではのコミュニケーションがあったのも良かった。
またセリフが比較的少なくても伝わるシーンが多かった。無駄なセリフがなくて、隊の雰囲気や隊長の言葉が最後の納得感に繋がっていた。

理屈で考えると疑ってしまう行動が、作品を初めから見ることで、感情面に共感して納得できる、旧作の価値を感じた。
戦争云々の是非を問うわけではなく、水島の思いにフォーカスを当ててくれた作品。広げていきたい。
Yuto

Yuto