ビルマの竪琴 総集編の作品情報・感想・評価・動画配信

『ビルマの竪琴 総集編』に投稿された感想・評価

bear
3.6

現代の戦争を題材とした映画は、厚塗りに厚塗りを重ねて、その本質を上手く捉えることができない。それは「戦争映画」ではない、戦争を題材とした映画。

特攻隊士との恋愛を悲劇的に描くラブロマンス。遠い戦地…

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ねれ
3.0
4Kデジタル復元版
▼8/13/25鑑賞
【7/28(月)〜8/19(火)2本目割上映(映画を通して歴史や社会を考える 戦後80年・映画が伝えられる事)(4K)】
戦争映画は、メインが「戦争とは」なのか「人とは」なのかでわけて考えるのがいいと思った。全方向へ責任感を持つ三國連太郎と大阪弁のおばあさんの気の抜けた感じが良かった。
空気
4.2

前半の「埴生の宿」をイギリス軍と日本軍がともに歌うシーンは、まだ停戦だと分かってないからこそ、緊張感と音楽の美しさのアンバランスさに酔ってしまう。歌うシーンが繰り返しあってちょっとミュージカル的です…

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リメイク版を視聴後、此方の映画の存在を知りました。三國連太郎さんなど著名なキャストでシリアスな印象を持ちましたが、やはりモノクロだと、色を表現する大事な描写が伝わり辛いので其れが残念でした。ビルマの…

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4.5
めちゃくちゃ面白かったし感動した。
袈裟を着て、1人歩く水島の姿が、蔡明亮の『行者』シリーズを彷彿させた。
謎に関西弁を喋るビルマのお婆ちゃんに癒された。
犬神家以来の市川崑。
イマヘイや深作のせいで三國蓮太郎がいい役やっている事に違和感を覚えてしまうが、それが逆にこの映画の多面性を深めているとも思うのでこの三國もアリ。
azkyon
3.9

1985年 中井貴一の作品は見ているが、こんなに歌っていたかなぁ。覚えていない。
本はもちろん既読済み。

日本に戻らずビルマに残ることを決めた水島が、何を言うこともなく最後に弾く竪琴がやっぱりせつ…

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このレビューはネタバレを含みます

物語の前半、日本は敗戦宣言。だが、それが、受け入れられない、日本兵もいて、それが原因で、その日本兵も死ぬ。この作品内には、出て来ないが、沖縄戦で、投降せずに、手榴弾で、集団自決も、これに近い。特攻隊…

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『埴生の宿』を竪琴で演奏する音が心に染みる…

役者を見たらビルマ語を話す人々も皆日本人だし、撮影現場も9割が日本でビックリしました。
それはともかくとして、市川崑のリベンジ『ビルマの竪琴(1985…

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