hiroki

ガール・オン・ザ・トレインのhirokiのレビュー・感想・評価

3.6
日本版の予告編から受ける印象と、本編の内容が違うという点では、デンゼル・ワシントン主演の「フライト」と似ている(奇しくも主人公の現在の状態も似ている)。
そして今回も「フライト」同様、良い方に期待を裏切られる結果となった。

最初、私は予告編からヒッチコック監督の「裏窓」の電車版のようなものを想像していた。
だが、その予想は序盤から大きく外れる。
そこで、この映画の見どころを変えることにした。
それは、本編中ずっと精神状態が不安定な主人公を演じるエミリー・ブラントの演技を楽しむこと。
彼女の演技によって、この作品は良くできたミステリーという印象が与えられているし、ラストは清々しさすら感じさせる。
hiroki

hiroki