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アイバーソン:偉大なるNBAプレイヤーの軌跡のharukaのレビュー・感想・評価

3.8
practice、practice、practice…
彼のイメージは、バスケはうまいんだろうけど、いつも大口叩いてる、そんな感じだった。
76ers時代の一部しか知らず、そのあと何か聞いたのは、契約したのにトルコに帰らなかったとか、それだけ。ゴシップサイトか何かで見た。
そんな風に、彼のことは、その名前以上に知ってることなんてほとんどないんだけど、これは思ったのよりずっとつらいドキュメンタリーだった。
17歳であんな不当に逮捕されなければ。裁判がちゃんと行われていれば。黒人だから、ではなく彼を彼として見てくれれば。
または、練習の話に始終した会見が、ちゃんと聞いてもらえていたら。彼自身も、きちんと説明できていたら。
いろいろ思うところはあるんだけど、若いときと、76ersを出てからはつらかった。大口叩いてる人が、だからって傷つかない訳じゃないと、努力してない訳じゃないと、観てる側はすぐ忘れてしまうからね。いけないところがなかったとは、もちろん言わないけども。
あんなに才能豊かで、輝いていた少年の人生が、もっとうまくいってたらよかったのに、と単純にそう思う。プレー的なことはわたしには分からないので。
THE ANSWER 、アレン・アイバーソン、笑うと可愛い、笑ってるといい。
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