すずきち

最後の追跡のすずきちのレビュー・感想・評価

最後の追跡(2016年製作の映画)
4.6
またこれ素晴らしい脚本。単純に強盗と警官の対決ではなく、練られてた内容。テイラーシェリダンは、敵対する者たち両方に細かくスポットをあてるのがうますぎる。悪党も単なる悪ではなく、人間味ありにし、正義側もなんとなくダメで、勧善懲悪ストレートにしない。互いに近づけさせる独特な作品にしている。エンターテイメント感も充分に、かつリアル志向が研ぎ澄まされている。