最後の追跡の作品情報・感想・評価

「最後の追跡」に投稿された感想・評価

上旬

上旬の感想・評価

3.4
テイラー・シェリダンほんとすごい。全てのシーンが意味を持っていて、構築力がある。フロンティア三部作というだけあって現代にアップデートされた西部劇といった感じ。

強盗の兄弟とレンジャーの上司と部下が交互に出てくる形なんだけど、敵対する形でありながら「理不尽に奪われたもの」に対する思いは同じだったりと複雑に交錯する。最終的に一人が死んでもう一人が生き延びるというのも同じ。

一筋縄ではいかない現代社会に根付く闇を描き出す良作。
saitounagi

saitounagiの感想・評価

4.3
Netflix製作映画。
2017年のアカデミー賞にも4部門ノミネートされてました。
渋い。渋すぎる。そして深い。
シリコンバレーを中心としたテック企業が経済を牽引するのが現代アメリカの一つの顔であるなら、このテキサスはもう一方の顔とでもいうのだろうか。トランプ大統領の誕生を演出したのも、カリフォルニアに次ぐ大票田である、ここテキサスでの躍進よるところが大きい。トランプが支持された理由は多々あるのだろうが、一つの理由がこの映画の中でも描かれているような貧困、産業の衰退、そして白人の没落なのだろう。
救いのないような現実を描く一方で、テキサスの美しい大自然が画面いっぱいに広がる。この対比がなんとも言えない渋さを醸し出してる。
味のある、何度も観たくなる良作でした。
さち

さちの感想・評価

4.3
テイラー・シェリダンの天才的脚本力が遺憾なく発揮されている骨太な社会派西部劇でした👏この新しい感じの終わり方も好き。
ka28mar

ka28marの感想・評価

2.9
脚本家テイラーシェリダンのフロンティア3部作の一つ。
原題は<Hell or Highwater>
テキサスで起こった銀行強盗とレンジャーの追跡劇を描いているが…。
先住民から奪った白人、その白人からまた裕福なものが奪う。そんな繰り返しから抜け出すためには「なにがなんでも…」
ルールや正義とは何だ…誰のためのものか?
「イラクに3度行ったが支援もない。」
[IN_C]
タケオ

タケオの感想・評価

4.2
母が残した借金から土地と家族を守るために銀行強盗を繰り返す兄弟と、そんな彼らを追う引退間際のテキサス•レンジャーの姿を描いたクライム映画。

日本では全く話題になることもなくNetflixでの配信のみとなってしまったけど、アメリカでは第89回アカデミー賞で作品賞を含む4部門にノミネートされるなど非常に高い評価を得た作品だ!

活気の失われたテキサス、借金から抜け出すために犯罪行為に手を染める兄弟、居場所を失ったネイティブ•アメリカンなど全編を通してアメリカが抱える病が描かれているのが特徴的、こういうテーマはアカデミー会員大好きだしね〜。

なんて嫌味っぽい言い方しちゃったけど、どのテーマもかなり深々と描かれているので重厚な迫力がありました!

ジェフ•ブリッジスの言うまでもない安定した演技力やベン•フォスターの荒くれ演技も筆舌に尽くし違いけど、個人的にはトビーを演じたクリス•パインがすごく良かった。

「スタートレック」や「ワンダーウーマン」などの娯楽作で活躍する彼が暗い影を落とす役を演じるという違和感がうまく作用していて、トビーという複雑なキャラクターに説得力を持たせています‼︎

犯罪とは無縁の心優しい真面目なトビーが家族のために強盗に手を染めていくのが「ブレイキング•バッド」のウォルター•ホワイトと重なって結構切なかったなぁ〜。

しかし、そんな救いも正義もない乾いたテキサスに"希望"を求めた孤独な男たちの生き様に胸を打たれました!

これぞ、現代の西部劇‼︎‼︎
開始数分で「あっ、これおれが好きなやつだ」って理解した
もうこのあらすじだけで好きだもんね
たまらないな~と思いながら観てました

そんで渋い、めちゃめちゃ渋い
展開を無駄に映画的にしないというか
すごく上品に嫌らしいというか
上手いなーって感じ
ツボは抑えつつ、こうしがちだよねーっていうのをいい意味で外してくれる

Netflix入ってるけど最近もて余してるなーって人、オススメです
平原の支配者


テキサス州西部を舞台に、強盗を繰り返す兄弟と彼等を追跡するベテランレンジャーの姿を描く

面白い!
ネトフリオリジナル作品の中でもかなり好きな部類。

ハワード兄弟が行った行為は許されないことではありませんが、"そうせざるを得ない世界が現実に在る"という事を毎度ヒシヒシと感じさせてくれるテイラーシェリダン脚本作品。私達の常識が全く通じない世界を生きる人々の営みは時に儚く魅力的です。

兄弟のキャラクターが大変良かった。
キレ者の弟とタフガイな兄貴の強盗コンビ。どちらも家族を一番大切にしている事が何よりも素晴らしく、現状を変える為に命を賭けるその姿がこの上なくカッコ良い。

アメリカフロンティア物3部作
『ボーダーライン』
『ウィンドリバー』
そして今作。どれもオススメで素晴らしい作品でした。
メモに書いてたレビューの下書きが10作品分くらい消えてて気分はランペイジ
最悪ですわ〜 もう何観たかしっかり覚えてないですし〜
これは落ち込みます...書く気失せますわ〜😱

と、最初にネガティブなこと書いてますが、この作品は今のところ、ネトフリオリジナル映画で一番好きかもしれません

フロンティア3部作(「ボーダーライン」、本作、「ウィンド・リバー」)の第2部である本作
コレ、「ウィンド・リバー」好きなら絶対観た方がいいヤツ

テキサスの広大な土地に目を奪われるが、そこで営まれる一部の人間の生活は、その大地のように自由奔放なものではなく、窮屈なものである

鑑賞後の雰囲気、しっかりと伝えてくる社会問題、ただのテーマの押し付けにならないようにとしっかりとした人間ドラマ 「ウィンド・リバー」とほぼ一緒
間違いなくフロンティア3部作の内の一作だなという感じ

兄弟の絆を感じられたり、孤独感がない分、フロンティア3部作の中では明るめの作品になっていた

「ROMA」のレビューであんなこと言っといてアレなんだけれども、テキサスの大地は観ていて気持ちが良かった

これにて3部作全て鑑賞終了
3作品全てに共通するあの雰囲気は是非直接観て感じとって欲しい

3作品どれも面白かったし、勉強になりました
[ネトフリオリジナル作品No.8]
『ボーダーライン』、『ウィンド・リバー』のテイラー・シェリダン脚本によるNetflix配信映画。
銀行強盗を働く兄弟と、それを追う定年間際の保安官を描く。

決して派手な作品では無いけど見応えあります。
役者全員渋くて特にジェフ・ブリッジスは最早演じていることを感じさせませんし、
クリス・パインもただカッコイイだけじゃない素晴らしい演技を見せてくれてます。
ベン・フォスターも、目力が印象的だったなぁ。

アカデミー賞4部門ノミネートされただけのことはある、重厚な作品です。
めちゃ傑作でした

ジェフ・ブリッジスの渋みね
イケてる爺ちゃんやらせたら世界一だな…

現代の西部劇
そして業を背負う登場人物達

流石のテイラー・シェリダン

逆ナンされまくる
クリス・パインのカッコよさねw

西部劇3
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