Shaundrake

ブレードランナー 2049のShaundrakeのレビュー・感想・評価

ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)
4.7
配役 9
映像 10
脚本 8
音響 10
演出 10

総合4.7


一年に一回は観てしまう映画。
SFの中でも上位を争うレベル。

前作から上手く世界観を継ぎ、さらに圧倒的な映像美で引き込まれる。
ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督は映像が美しすぎる。それ故に前作の泥臭さは無いが、SFの世界観としては1番好き。
東京や大阪もこんな街並みを目指してほしいくらい笑
この世界観にマッチする音楽とライアンゴズリングの渋さ。
完璧すぎる。

脚本については、前作の上映時には生まれてないしカルト的な支持者じゃないので、批判は一つもない。
むしろカルト映画から現代っぽい作品になってくれて嬉しいくらい。
生命とは、人間とは、己とは、愛とは、みたいなテーマを含んでるけど、
難しく考えすぎず、アート映画だと思えばいい。
考察しすぎると、自分達だけが知ってるみたいな優越感持ったニワカ反対派になるのは嫌なのでしたくないし、
説明されない余白を観客がそれぞれ導き出して自分だけの答えを持つから、映画は楽しい。
これはそんな余白をくれる映画。
Shaundrake

Shaundrake