TakuroUzawa

ブレードランナー 2049のTakuroUzawaのレビュー・感想・評価

ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)
3.5
見たのは結構前だけど、思い出したので感想を書く。

前作で描かれていた2019年は、実際の2019年よりも退廃的で、その更に30年後はもっとどこか荒んでいる。
実際の時代背景に左右される事なく、前作が作り上げた世界観をそのまま30年進めている事は非常に好感を持てた。
SF映画は特性上、ガチャガチャしている絵面が多いし、ブレードランナーという作品自体、情報量がたくさんある作品なのに、前作を含めてシンプルな印象。
というか静かな映画。
ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の作品はいくつか見たけど、ガチャガチャしやすい作品を静かに描く事が得意なのかなと思った。
いい意味でね。
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