ひと

わたしは、ダニエル・ブレイクのひとのレビュー・感想・評価

4.0
真剣に向き合うべき、いい映画だった。

ただ一言で表せるような映画ではない。
怒り、哀しみ、楽しさ、喜び、喜怒哀楽が全て詰まっていた。
過激な描写はなく、日常に起こっていることを淡々と描写する、だからこそよりリアリティある映画になっていた。

経済的に貧しくても、尊厳は失わない。権力には立ち向かうが、隣人には手を差し伸べる。
そんなダニエルの言葉が、心に深く、ずしんと残る映画だった。
ひと

ひと