わたしは、ダニエル・ブレイクの作品情報・感想・評価

「わたしは、ダニエル・ブレイク」に投稿された感想・評価

フライ

フライの感想・評価

4.1
世の中の歪みを捉えた素晴らしい作品。観ていてかなりストレスになるが…
辛い状況に追い詰められながら困っている人を助け、不遜な行いにはしっかり声を上げる心臓病の老人ダニエル。余りにも報われない彼を観ていると悲しくなるが、優しい交流が彼を助けてくれると信じていたのに…最後の手紙は涙無くして聞いていられなかった。
国や地方公共団体は自分達の都合や簡略化重視のシステム作りで市民や弱者無視の世界を作る。弱者を助ける気のない役人と助けようとするも悪しき慣例を作るなと止める上司。そんな心無い人間が出世する公的機関が下す判断はひたすらの弱者虐め。彼らを待ち受けるのは更なる苦しみのみ。痛烈な批判と皮肉を込めた内容は観ているとかなり辛い。そしていつか手痛いしっぺ返しがこの世界に訪れるのではないかと心配せずにはいられなかった。
かなり考えさせられる映画な上、辛い内容なので、ある程度体調良い時に見ないと打ちのめされる。とは言え色々な賞を受賞しているだけあり素晴らしい作品だった。
よく活躍した主人公の名前をタイトルにする映画があるけれど、この映画を見終わった後は、この映画は絶対このタイトルでなければならなかったんだろうと納得しました。

ダニエルブレイクはどんな立場にあっても尊厳を持ち続け、自分が窮地に立たされていても他者に手を差し伸べられる人でした。

まるでドキュメンタリーのように、淡々と厳しい現状を描き続けていて、見ていると苦しく切なくなる映画でした。でもそんな中でも、友人知人同士は思い合ったり助け合ったりする場面があってそれが救いでした。
ともの

とものの感想・評価

3.8
想像していたより重く悲しい内容。静かに淡々と描かれる日常。
最後のシーンには少しだけ救われた。
yu

yuの感想・評価

3.8
マニュアルってなんなんだろうって考えさせられた作品。
役所の人たちも自分達の仕事をしているだけなんだけど、なんとも弱者や少数派の人たちに優しくない決まりばっかりでやるせない。
Pinkman

Pinkmanの感想・評価

3.8

このレビューはネタバレを含みます

間に合わなかったな。


なんでこんな悲しい話見ちゃったんだろう。カンヌで賞取ったから予想はしてたけど。

ラジオで流れる音楽をカセットに録音してた時代あったな。ケースごとセットしようとしたところ面白かった。
nonno宣

nonno宣の感想・評価

4.2
気骨あるダニエルのような優しくて思いやりもある男性つていいな。
切なくて!~上から目線のお役所仕事の役人達が腹立しい~
ダニエルの残したメモ素適!
しか

しかの感想・評価

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日本のポスターのコピー「人生は変えられる、隣の誰かを助けるだけで」になってるけど、ダニエルはそれまで通りの人生を取り戻そうとしてたんだし最悪の時でも変わらず自分と隣人の尊厳を守ろうとした人なんだから全然わかってね〜なと思う。
コピーなんか書かなくていいよもう。

「わたしは市民でそれ以上でもそれ以下でもない。市民としての権利を主張する。」

自然権を得るために努力や従順さを要求されるって矛盾してるよね
REN5

REN5の感想・評価

4.2
Daniel Blake 男 60歳くらい

「妻に先立たれ、俗に言う抜け殻状態。
さらに典型的な頑固オヤジ。
だが困っている人には手を差し伸べる紳士」

そんな彼と周りの人々との触れ合いによる心温まるストーリー


人は個人である時はとても優しい生き物であるが、
集団や社会になるととんでもなく冷たくなる。

やるせなさが残るがどこか好きになる映画。
ひでみ

ひでみの感想・評価

4.0
イギリスも弱者は生きにくいんだな。不器用な一人暮らしの老いた男性の話。あるあるがたくさん。
owan

owanの感想・評価

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“人には追い風が必要だ だろ?”

正しさとは何か?皆自分の思う正しさをやってる訳で
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