千秋姫

モン・ロワ 愛を巡るそれぞれの理由の千秋姫のレビュー・感想・評価

1.5
ん〜終始イライラしながらの鑑賞(笑)

いくら仕事が出来てもダメな男はそう簡単に変わらないし、ダメ男は治らない
そして何度裏切られようが、そーゆー男を好きになってしまう女も女で

つまりは、どしよもない2人の恋愛激情ストーリーを終始観ている感じw

同じ「どうしようもない2人」で思い出すのは
「どうしようもない2人最高級」と、私の中で言える映画【リービング・ラスベガス】

でも、同じ「どうしようもない2人」でも
これは全く訳が違う

例えば、苦手な物を克服しようとしたとき
「その物事とじっくり向き合い、何故苦手なのかを掘り下げ、自分の感情を感じ切って1つ1つ苦手という感情を乗り越えていくこと」

「その物事をひたすら我慢し続けて、いつの間にか我慢が当たり前になり苦手だったという感覚すらも麻痺してしまう、遂には更なる強い刺激が訪れて自分の心が壊れてしまうまで、本当の向き合い方に気付けない」

この2通りがあるとして、前者はしっかりと「克服」と言えるが
後者はいつまでたっても「克服したふり」なのだ

何が言いたいかと言うと、つまり同じ「どうしようもない2人の激情ラブストーリー」だとしても
【リービング・ラスベガス】は前者。

相手の全てを受け入れることこそが、愛。なのだ
というメッセージ性が一貫している映画。

それに対して本作は、後者。

ラストシーンまでもしや、この感じ?と思いきや、まさにソレで
観終わって猛烈気分が悪いwww

たまたま来た佐川急便の配達おじさんに八つ当たりしてしまったwww
わたしもヒドイwwwごめんなさいwww

気付けばタイトル通りw
「愛を巡るそれぞれの理由」…たしかに(; ^ω^)(^ω^ ;)www

全てにおいて全員が自分勝手w
だから観ていてイライラするw

そうです、ここまで書いていて気付きました
【リービング・ラスベガス】との、もっと明らかな違い…

それは、本作は『愛憎劇』です
【リービング・ラスベガス】は『純愛物語』です

ああ、しっくりきた(笑)

そして、まぁよくぞここまで私をこんなイライラさせてくれたわね!!
って事で、その点を0.5加算しておきますw

あと、わたしの中の評価に全く影響していないけれども
さすがフランス映画!という感じの下ネタと
お下品なギャグセンスも満載ですw
千秋姫

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