ドーナツが人間に牙を向く。
明らかにスタッフがカメラの外からドーナツを役者に投げている映像は『なんだか楽しそうだな。僕も混ぜて』と心が和んだ。カラーボールハウスでカラーボールを投げつけ合って遊んだ子供の頃の記憶が蘇る。
もちろん、話のテンポは悪いし演技はカス。ライティングも絶望的に安っぽくギャグ要素も超ダサい。
しかしなんだろうこの胸に湧いてくる温かさは。『ﾋﾞﾖﾝｯ♪ﾋﾞﾖﾝｯ♪』と音を立て跳ねて追いかけるドーナツ、スタッフが投げてるドーナツ、飛び回るドーナツ。いいじゃないの。特にラストのドーナツ屋の飛び回るドーナツの画は単純にカラフルでわちゃわちゃしてて好きだった。
そして今作でよかったのが幼馴染の女の子。可愛い！！この子が鑑賞欲持続させてくれたところもある。化粧の濃い子はあまりタイプでないがこの子は上手くいってるタイプの可愛い子だった。ラストの長すぎるイチャイチャシーンは流石に長すぎて変な声出たけど。良かった。
正直嫌いじゃない。でも見ない方がいい。普通に汚くきもいシーンもあるし単純にひどい出来だから。でも僕は嫌いじゃない。オープニングも良い。
