「良き喜びを良き友と」
ホラーと言うよりも、同じキング作品のスタンドバイミーと同じ思春期のひと夏の冒険記的要素が強い。
説明台詞や秘密を掘り下げるようなシーンは少ないが、逆にそのストーリー進行がとてもテンポ良く、緊張の糸を途切らせない。
典型的だが個性的なアメリカのいじめられっ子(ルーザー)たちが少しずつ自分の中にある恐怖や恐れに打ち勝ち、ペニーワイズに立ち向かう姿は、観ている側も応援したくなる。
そしてなんと言っても、ペニーワイズのキャラ立ちが良い！
まさかペニーワイズがヒーロー着地するとは！(笑)
クリーチャー的な摂食シーンも個人的には◎
あまりにも多様な表情や動きを見せるので、ピエロトラウマになると言うより、ピエロファン、ペニーワイズファンになりそう。
ところどころグロめのシーンもあるので、そう言うのが苦手な人は注意。星4.0
