お化けのような怖さはありせん。
日本のホラー映画のような、そこに何者かが存在する恐怖、はありませんでした。どちらかというと海外のホラー映画のような、怪物に命を狙われる恐怖、が本作は強かったです。
ストーリーの雰囲気は、ざっくりいうと、町を荒らすモンスターを子ども達で退治する!という感じ。
本作はスティーブン・キングの世界観がよく表現されていました。一言で表現すると、「SF青春ホラー映画」。
ホラーあり、少年少女の恋愛もようあり、SFのような世界観もありでいろいろな世界観が乱雑した不思議な映画でした。
最後に副題の「それが見えたら終わり」について。
“それ“は見えても終わりじゃないのがコアな突っ込みどころ。
”それ”を目にしても、子ども達は物理で攻撃して追い払っていたので、見られて終わるのは゛そっち”の方でした。