あき

ハクソー・リッジのあきのレビュー・感想・評価

ハクソー・リッジ(2016年製作の映画)
4.7
武器を持たずに戦場(沖縄)で75人の命を救った兵士(アンドリューガーフィールド)のお話。傑作。ゴリッゴリの戦争描写は流石メルギブソン。拍手。1番評価したいのは、日本=悪、アメリカ=善とかではなく、あくまで中立に描きつつ1人の兵士の行動と信仰を描ききったこと。アンドリューの熱演も光って、強い信念が伝わってきた。グロ描写多めだったけども、戦争の悲惨さを印象付けるのには必要だったのだろう。キャストも異常に豪華だった。なかなかクセのある顔の俳優揃えたのは、顔が汚れがちな戦争映画なんかでは分かりやすくて良い。ヴィンスボーン背でけえなあ、サムワーシントン久しぶりだなあ、おお〜スミス君元気だったか、などと出てくる度に嬉しくなってしまう顔ぶれ。メルギブソンの個人的趣味が入ってる描写も多めだったけれど、150分の割にとても観やすく構成が素晴らしい。ただこれはIMAXで上映して欲しかった!!この迫力は映画館で観なきゃ損!!BD出たらメイキング映像見てみたいと思わせるほどリアルでした。オススメ。
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