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ハクソー・リッジのかんぱんのレビュー・感想・評価

ハクソー・リッジ(2016年製作の映画)
4.5
「ハクソー・リッジ」とは、沖縄戦において、浦添城址の南東にある「前田高地」と呼ばれた日本軍陣地。北側が急峻な崖地となっており、日米両軍の激戦地となったことから、米軍がこの崖につけた呼称(Hacksaw=弓鋸)である。

沖縄戦の話だって観るまで知らなかった
しかも実在した人シリーズ

序盤ほのぼのとしていて
羨ましい2人
ぁ〜このまま行くのかなぁって思ったら
入隊してから徐々にキツくなり
思ってたより
戦闘シーンは力入ってた

入隊後、ちょいちょい出るこの言葉

良心的兵役拒否者

なんて初めて聞いたかも

何をされても 何があっても
銃器は撃たない もたない
だけど衛生兵として人を助けたい
そんな人間のお話。

皆、正しいよね
デズモンドが言う 誰も撃ちたくないのも
分かるし
他の人が言う 撃たなければ〜云々
てのも分かるし…
自分やったら…って考えちゃう
でもさ
こんな人が1人でもいないと
100人いて100人戦争やったるぞー!
より
100人いて1人くらい こんな人がいなきゃ
本当に人類終わってんなって話よ

「痩せたガキだと思ってた
お前の事 分かってなかった
お前は、他の誰にも出来ないことをして
国に仕えたんだ
俺にとって人生最悪の勘違いだ
いつか俺の事を許して欲しい」

終戦間近やからか
トンプソンよりグリースガンが印象的
んでガーランドのクリップ音大好きなんやけど
あまり聞こえず(笑)
主人公 ライフルもってへんしね!(笑)
BARがちょいちょい映ったから満足!

日本も文字通り「必死」
こんな事が日常 これが戦争
ラストの本人、当事者達の言葉が全て
それを聞くだけでも価値のある映画。
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