ウィットがサリンジャーに「なぜ書きたい?」と問うていたシーンがあったけれど、その答えがサリンジャー自身の歩んだ人生に現れているように感じた。
彼は、生きるために書いていた。
見返りを得られなくても書くのは、書くことが彼にとって生きることだったからなんじゃないか。
サリンジャーがノルマンディー上陸作戦に行っていたことに驚いた…
戦争が終わっても、PTSDで苦しめられる。人もたくさん死ぬ、たくさん傷ついてボロボロになる。戦争が終わっても苦しみは続く。本当に戦争はよくない。なにも残らない。全てを壊すだけ。