灰色の蛙

奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガールの灰色の蛙のレビュー・感想・評価

3.7
今どきの男女を超現実的に描いている作品。

こういう女の子、いますよね。一人一人のことは好きで、でもたった1人の人を愛せないというか、そういう恋愛の仕方をする子。

同性からしたら「それってどうなんだろ…」ですが、男性はそういう子にひっかかって、どんどん好きになって周りが見えなくなっちゃいます。

若い頃って感情のままに恋愛して思い切りはしゃいで笑って泣いて。何年か経って落ち着いた頃、そんな昔の日々のことを思い出すとなんか涙がでてきちゃったり。

ものすごいオチが待ってるとかではないのですが、それがこの映画のよいところだと思っています。

安藤サクラさんが心に残る。