マックス・ランデーはサイレント映画における最初の喜劇王。
『マックス』シリーズの一つである今作は、紳士がいたずら者の馬に翻弄されるドタバタ劇。
彼は今作の数年後に第一次世界大戦に従軍。
退役後に銀幕に復帰した。
しかし、自分の影響を受けて活躍するチャップリンたち若手の人気に押され、かつての人気は取り戻せなかった。
晩年には『ナポレオン』や『鉄路の白薔薇』を作った巨匠であり友人でもあったアベル・ガンスの作品『Au secours!』などに出演するも、高い評価は得られず。
従軍中から躁鬱を病んでいたと言われるランデーは、娘を残し、妻を道づれに、睡眠薬の大量摂取と手首からの出血により自殺。
41歳だった。
ジョン・べルーシに、
ロビン・ウィリアムズに、
上島竜兵さん。
コメディアンが精神的に追い詰められて亡くなる事例は昔から多いですね。。
