もとまち

セックスハンター 性狩人のもとまちのレビュー・感想・評価

セックスハンター 性狩人(1980年製作の映画)
3.5
「いや!」と叫んで逃げた先にはバレリーナたちの酒池肉林、マジックミラー越しに繰り返される乱交プレイ、ブランコに乗って降りてくる女たち等々、多彩な趣向を凝らしたシーンの数々がかなり面白く、ノルマ的な濡れ場が全く存在しない所が良い。特にマジックミラーを隔てた空間の使い方が抜群にイカしていて、ほとんどマジックミラー映画と言っても過言ではない。何度もインサートされる海の光景、後半にしたがって超人化していく女の姿など、池田敏春の作家性はこの頃から炸裂している。窓を開いた瞬間吹き荒れる暴風!落雷!大雨! ド派手な血飛沫は無いが、代わりにド派手なコーラ噴射がある!車椅子セックスからの崖下転落もパワフルで最高。
もとまち

もとまち