Netflix限定映画です。
アントマンのポール・ラッドが主演なので見てみたら大当たりの映画でした!
ストーリーはとある事件から心に傷を負った新米のオッサン介護士と減らず口の障害を持った少年のロードムービー。
正直どんなもんかとナメてたらかなり面白かったです!良い映画でした!
トレバーは奇病により自由に身体が動かせず、自分ではトイレも行けないです。ベンがトレバーに身体が自由に動いたら何がしたいと聞き、立ってしょんべんがしたいとの答えが良かったです。
本当にしたいことって普通なことで、変に障害を美化してないのが良かったです。
日本じゃ有り得ないっていうか、トレバーとベンの関係性だからだと思うけど、ベンも発作を起こしたフリをしたり、喉に食べ物を詰まらせたフリをしたり…。ベンもトレバーが飲まないと生きられない薬を忘れたフリをしたり…。
あの二人でのお馴染みのやりとりが面白かったです!
まぁ笑えないネタもあったりするんですが、彼らが障害をコミュニケーションの一つに捉えて、お互いの壁にしてないのがまた良かった。
ヒロインがもうちょっと可愛くて、後半出て来た妊婦がいらないこと以外はかなり良かったです!
子供を失った傷をもつベンと障害で普通の経験をしてこなかったトレバーが旅を通して、自分と向き合う過程が個人的には好きでした。特にトレバーが顕著。
人はケツを拭き合うものですね。
最強のふたりと似てるとのレビューを見たので、そちらも見たいと思います!