公開時劇場で。
ジョエル・エドガートンの「ザ・ギフト」のすぐ後にはしごした本作、「ザ・ギフト」もなかなかすごかったけどこれもまたなかなか衝撃でとても印象に残った作品。
大切な家族を殺したナチス兵士を探し復讐の旅に向かっていた認知症のおじいちゃんがたどり着く結末。
ゼヴの柔和な雰囲気とヒヤヒヤさせる言動が絶妙で、おじいちゃん特有のスローなテンポながら展開そのものはテンポよく進み、出会う人々とのやり取りが響く。
記憶がないどころか記憶が書き換えられているところがなんとも皮肉。
1週間前に亡くなった奥さんルースをすぐ探しちゃうゼヴというよりクリストファー・プラマー見てると悲しくなっちゃう。