1通の手紙をきっかけに、一人の男が家族を殺したナチスへの復讐の旅にでるサスペンス映画。
認知症のため、眠りから覚めるたびに全て忘れてしまう記憶障害という設定が上手く物語を進めていきます。それを見事に演じたクリストファー・プラマーが素晴らしかったです。ピアノも。(^-^)
旅の途中で拳銃を手に入れ復讐に向かうのだが、いかんせん年齢が90歳なんでバッグから拳銃を取り出すも動きが、かなりスローすぎて笑ってしまう。(^-^)
しかし、映画全体は緊迫感はあるし、クライマックスで明かされる真実にはマジか!ってなった。長い旅路の果てにこんな結末が待ち受けてたなんて、ほんとビックリでした。
登場人物の背景にはホロコーストの影がありつつも、その当時の回想シーンは一切出てこない。これは登場人物が思う気持ちなのかもしれない。