Akinorider

世界にひとつの金メダルのAkinoriderのレビュー・感想・評価

世界にひとつの金メダル(2013年製作の映画)
3.7
映画と馬術両方好きな人間としての意見ですが、まず馬術的に違和感なく、納得できる出来だと思いました。俳優のギョーム・カネ、普通にライダーとして上手いですし、細かい場所でなんちゃって感がないというか普段から馬術をやってる人なんだろうなという感じでした。最後のソウルのシーンはYouTubeの実際の映像と見比べて見てもかなり再現度高いです。
映画としてはどうなんですかね。ハリウッド映画を見慣れてる人には物足りないかもしれませんがフランス映画らしく淡々とした感じは僕は好感が持てました。そしてやはり女性は強いですね。
主人公が練習しまくって成長するみたいなのが無い!という批判もありそうですが馬術で奥が深いとこはNo.1の選手が必ずしも金メダルを取るところでは無いところ。
技術的に劣っていても馬が助けて1位になることもあってそこはコンビの力なんです。だから人は馬に感謝するんですね。
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