よだりお

キセキ あの日のソビトのよだりおのレビュー・感想・評価

キセキ あの日のソビト(2017年製作の映画)
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最初クッッッソ苦手なタイプのヘビメタ音楽を5分近く聞かされてこれはなんやと身構えてたけどめっちゃくちゃいい映画やった
わたしもしかして邦画全部苦手なのかもしれないと思い始めてたからこれに出会えてとてもとてもよかった
松坂桃李、娼年のときよりはるかにレイヤー着込んで濡れ場もないのにめちゃくちゃにエロいの何?!?あと横浜流星歯科大生うますぎ笑 メガネの内側に前髪入り込んでる感じが作り込んでる感あって良い笑
菅田将暉と松坂桃李の兄弟がすごい等身大でリアルで、弟が無邪気に兄の存在を超えていくのを兄がぶっきらぼうに不承認の態度をとりつつ自分ごとにしていく過程が泣ける。わたしは姉やから松坂桃李に感情移入するし、菅田将暉の空気感がすごいわたしの妹みたいで愛しい気持ちで見られた。レコード会社の人に頭下げてたのに「作業の合間に頼んでやったら向こうが興味もっちゃってさ」って嘘つくの微笑しすぎるけどわたしも同じ嘘つくなって思った。
いや〜それにしても自分の夢は子どもの夢、妻にも子どもにも敬語使わせて話しかけられたら無視の旧時代的父親、きついものがあるな〜〜滅びてくれこの文化は
爽やかな映画やったな〜GReeeeNの曲みたいな映画やった。久しぶりに聴こう〜