福福吉吉

シャークネード4の福福吉吉のレビュー・感想・評価

シャークネード4(2016年製作の映画)
3.0
◆あらすじ◆
フィンが宇宙へ飛んでシャークネードを消失させてから5年が経ち、アメリカではアストロX社が開発した天候安定装置により竜巻を未然に防ぎ、シャークネードは発生しなくなっていた。フィンは妻のエイプリルを失い、カンザスの農場で息子と静かに暮らしていた。しかし、フィンが長男のマットに会うため、訪れたラスベガスにシャークネードが発生し、大惨事をもたらす。

◆感想◆
大ヒットシリーズ「シャークネード」第4弾。
第4弾ということでス〇ーウォーズの「フォース」に引っ掛けたオープニングから始まるという悪ふざけが過ぎて、鼻血が止まらない感じですが、それを言ってしまえば1作目から全部、悪ふざけだろうというツッコミは回避不可能なので横に置いておきます。

シリーズ恒例の薄いドラマと濃いサメ襲撃シーンを交互に繋げる超スピードのストーリーになっており、今回も突っ込む時間をくれませんでした。凄いぜ!シャークネード!

前作の最後でギャグっぽく妻のエイプリルが死んでおり、悲しみに暮れるフィンの姿は全部セリフで説明して映像省略していて、フィンの気持ちが何一つ分からないのですが、いつもどおり「不安を感じる」から「シャークネード襲来」への展開がフィンを待ち構えており、今回もサメと戦い、人々を救出します。

今回は砂塵を巻き込みサンドネード、油田を飲み込みオイルネード、それが点火してファイアネード、発電所を巻き込んでライトニングネード、と属性が変化し、最終的に原子力発電所でニュークリアネードになってしまい、見かけはかなり派手なものになっていました。強敵感を出しているのですが、もたらす変化はあまり無いです。

「なぜサメが?」「チェーンソーの意味は?」って今更突っ込む人もいないだろうし、キャラクター説明もあまりなく、シリーズを見続けている人向けの内輪受け作品みたいになっているので、その点は残念ですが、これはこれで面白いかな(感覚がマヒしています)。

鑑賞日:2023年9月4日
鑑賞方法:CS ムービープラス
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